熊本県・弓ヶ浜温泉

イメージ 1
弓ヶ浜温泉 湯楽亭
【白湯】
泉質ナトリウム - 炭酸水素塩泉(弱アルカリ性 低張性 低温泉)
泉温33.5℃
【赤湯】
泉質ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉(中性 低張性 高温泉)
泉温47.0℃
 
熊本は天草の秘湯だ。正確には上天草だが、地元の人間以外には重要ではあるまい。一番近い都市・熊本市からでも片道三時間は覚悟しなければならない。しかも、越えれば町があるわけではない、先は海ばかりだ。
辺境の地への動機づけには、この秘湯成るに違いない。
 
さて、日帰りもやっている湯楽亭の湯はいかなるものか。
まず石風呂「白湯」が現れる。無色透明の柔らかな湯だが、銭湯然としたその造りにガッカリしてはいけない。先に進もう。すると茶褐色に変色した床や湯船が現れる。これが弓ヶ浜温泉の「赤湯」か・・・
 
一目見るだけでここの温泉、その力の素晴らしいことはわかる。湧出口からボコボコというガスのような漏れ音とともに源泉がかけ流されているようだ。温度もちょうどよい。実に気持ちいいのだが・・・結構体に堪える。とても長くは入ってはいられない。さらに進もう。赤湯のエリアが続く。
イメージ 4
施設内は結構広く、最初の半露天の湯船の先には、洞窟風呂がある。たぬきの置物曰く、手掘り洞窟なのだという。年代ものという感じがあり、青の洞門のようなものだろうか・・・中は薄暗く湿度も極めて高い。声が結構響くので寂しくはないが、僕は閉所が嫌いだし、混浴ではなくオッサンらと一緒に洞窟に入るのは愉快ではない。やはり露天をおススメする。
 
赤湯に浸かったあと、白湯で体を中和する。最初に拍子抜けした白湯にここで感謝をする。素晴らしい配慮のなされた温泉だ。
イメージ 3
大満足の結果だが、体にかかる負担も相当なものだろう。僕はしばらく動けず車の中で横たわっていた・・・
この弓ヶ浜温泉、熊本最高の秘湯であることは間違いないだろう。文句なしだ。
(2013.4)
イメージ 2


おおっと、温泉さんの気合いを感じます!今回は画像が多い!
弓ヶ浜温泉・・・行ってみたいものですねー
 
それでは皆様の投稿もお待ちしております!
topper0214@yahoo.co.jp