福岡県・原鶴温泉

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原鶴温泉 延命館 単純硫黄泉 源泉45.6度
 
福岡県・・・それは九州最高の快楽の国・・・
東京に見劣りしない中州の夜、横浜に匹敵する門司の夜景、そして筑後川の温泉街・・・バブルの香りがムンムンだ。
盛り上がってきたところで、福岡・朝倉市原鶴温泉について語りたい。
 
温泉街そのものはあまり活気に満ちた感じはしない。鵜飼の町なので、バブルの時代は見物する観光客で繁盛したのだろうが、いまどき鵜飼を見るお客さんも多くはないのだろう・・・抗えない時代の流れだ。
そんな諸行無常を感じながら、観光案内所に近く、もっとも入りやすい延命館に入る。日帰りを快く、夕刻まで受け入れてくれるナイスな施設だ。イケメン受付男に見送られながら浴室へ。
 
内湯は湯船が1つ、露天が1つという超典型的なつくりだが、お湯がすばらしい。無色透明だが硫黄の香りが結構するのだ。湧出口の湯を掬って香りを利くと、より一層だ。そして湯が実に肌になじむ。源泉温度が良い具合なので、体にかかる負担も少ない。
また湯船の縁が赤黒く変色している。これは湯の泉質が強いことを意味しているのだと思う。福岡は大分、熊本と温泉の豊かな国に挟まれているためか、温泉で思い浮かぶことの少ない県だが、これは考えを改めねばならないだろう。
 
ここを皮切りに、僕は筑紫平野には多くの名湯が眠っている事を知った。その泉質の豊かさでは、決して九州のほかの地に遅れをとるものではない。実に奥が深いものである。
(2012.6)
 
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腹鶴温泉なんて、ちっとも聞いたことがありませんでした!
 
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