熊本県・地獄温泉

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※脱衣所の中に車の鍵を持ち込まないで!って。
 
地獄温泉 清風荘
 
地獄という名の付いたこの温泉は阿蘇山中にある。かつては肥後藩士しか入浴が許されなかったとか・・・。由緒ある温泉である。道路状態の悪い熊本の霧深い山道を慎重に進み到達できる。秘湯感満載だ。市内から1時間で到着。
秘湯ゆえ建物は木造基調。大人気の温泉なので、いつでも人でいっぱいである。ここの代表的な楽しみ方としては、それぞれ泉質の異なる三つの湯を楽しみながらのんびりと湯治をすることなのだという。
さて、建物全体に硫黄と石油の香りが漂うこの湯源郷の湯について。
・元湯 弱酸性単純泉 源泉61度
施設本館にあり、ちょいと広めの湯船が一つある。そこに酸性の湯がドバドバと掛け流しにされており、眺めはとても良い。湯は他の二つにくらべると透明度か高い。が酸っぱい酸性の湯は質が良さそうで、キズの直りが良くなる気がする。
 
・すずめの湯 単純酸性硫黄泉 源泉47度
本当に小さな、内湯が一つと、混浴露天風呂が一つのエリアをなしている。ここの泉質は、白濁も強く、硫黄の香りも高い。また露天では、湯底からボコボコと湯と火山性のようなガスが噴出しているのだ!これにはビックリ。湯に溶けた泥もあり、体に塗りたくると大変心地よい。恐らく、地獄温泉のなかで最も人気のある浴場だろう。混浴だしね。
男性諸君は、女性のためにも体の醜い箇所は隠して湯につかるとよい。女性は自分のことをよく知っているせいか、この辺りのマナーはしっかりとしている。いや~ここは本当に気持ちが良い。
 
・露天岩風呂 泉質源泉?(たぶん、弱酸性単純泉だが未確認。)
ここの女湯は「仇討の湯」と銘されて、いろいろと妄想が膨らむ。男の方は特別な名はない。で、男性の露天は、白濁とした酸性の湯が岩風呂に流れ込んでオーバーフローしているという、贅沢なもの。が、すずめの湯ほどのインパクチは無い。個人的にはすずめの方がオススメだ。
 
ボロくてケムい休憩所は無料、キレイな休憩所は有料だ。ここには日帰りではなく、湯治でまた再び訪れたいものである。阿蘇市民に幸あらんことを。
なお、湯治宿泊は常に人が入っており、何週間前からか予約を取っていないと、行えないという。泉質と評判の良さの賜物なのだろう。
(2012.3)


投稿ありがとうございます!
温泉の画像がないのは残念ですね!
でもまあ、九州で楽しくやってるのはいいんじゃないでしょうか!がんばれがんばれ。
 
ちぃーっす。