埼玉県・寄居鉱泉

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※ネット上では評価の高いこの鉱泉。写真でみれば山の中。埼玉の秘境である。
 
寄居鉱泉 かやの湯 泉質・源泉温度不明
 
 埼玉県・寄居町にムード満点の岩風呂がある。関東西部地方によくある鉱泉・岩風呂の典型的な佇まいだが、とても良い施設だ。
 
まず湯について。鉱泉なので加温し、また湧出量の問題で循環をしているのだが、消毒臭はかなり控えめで、お肌ツルツル・アルカリ効果満点の湯である。そして迫力満点の岩風呂。スケールが大きいほうだと思う。この岩に、良質の湯が映えるのだ。古めかしい施設ではるけれど、極楽である。
僕が入浴したのは平日の夜だったせいか、他のお客はいなかったので、岩窟風呂を独占することができ、幸運だったかもしれない。
 
この辺りの人はここで宴会をしながら湯に一発つかるという。地元民オススメの鉱泉宿である。
埼玉の片田舎・・・つまり古き良きバブルに向かう前の昭和の名残が残るのが、このあたり大里郡比企郡であるが、寄居はかつて北条氏鉢形城下の町でもあったらしい。今は廃れた歴史ゆかしい町並みを歩きながら、派手ではなくともひっそりとそこにある鉱泉に立ち寄ることを、人に勧めることも、しかるべきではないだろうか。
(2011.2)


この辺りといえば、ノン子36歳(家事手伝い)という超が付くほどの退廃的な映画がありましたが・・・
未来無き町を強調する印象が強い好画でありましたが、
経済の道から外れているからこその寂しさを強く感じたものです。
 
寂しさを噛みしめたいとき・・・こんな場所に行って見たいものですなあ。
 
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