宮城県・鳴子温泉
※早稲田的と言われればまさにそう。前衛的な建物の中に温泉がある。
鳴子温泉 早稲田桟敷湯 含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 源泉85.6度
鳴子温泉にある有名な外湯で、早稲田大学の学生が掘削した温泉だという由緒正しい施設だ。建物は漆喰で固められたような前衛的ないでたちだが、寒風吹き荒れる鳴子の町から中に入るとポカポカしており、なにやら不思議だ。
湯は熱々の硫黄泉。加水・循環はしているが、これは入浴に適した温度を保つため。無味無色の湯だが、硫黄の強い香りが漂う。うーん、エクスタシィ・・・。保温効果は抜群だ。
ここは湯の桟敷に硫黄成分が濃厚に沈殿しており、熱さをガマンできれば指で掬う事が出来る。先客が硫黄の湯の花をこねて団子にしたものが落ちていた・・・凄まじい臭気を放っている。
以上のように、硫黄成分の温泉として、鳴子屈指の湯である。
(2012.1)
※湯口・・・これが桟敷だろうか。
※握り硫黄・・・くっさー