福島県・野地温泉

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野地温泉 野地温泉ホテル 単純硫黄泉 源泉50.3度
 
震災復興が叫ばれてからはや十ヶ月、僕も被爆の恐怖を振り払い恐怖の国・福島の温泉に赴こうと思う。外国の王様が被災地に入れるくらいなのだから、母国の他県の人間が行くのも容易のはずだ。
もみじの時期は終わり雪化粧が始まる季節の北国の温泉は間違いなく最高なのだが、特にここ野地温泉はその呼び声高い。アイスバーンと化した恐怖の山道の先にあるこのホテルは、「野地」と「新野地」とあるが、新がつかないほうが鄙びているという。東北なら鄙びているほうにこそ情緒があるが、今回は震災復興を意識して行くのだ。市場原理に身をゆだね、行き易い方である「野地」に入った。
 
ここの湯はすばらしいの一言に尽きる。湯の花が踊り舞う丁度良い加減の純白の湯は、香ばしい硫黄の香りを放っている。もちろんかけ流し。特に露天が最高だ。チラリと雪が舞い落ちて、露天を囲む竹柵や岩修景を白く染めて行くのだ・・・崖の方をみるともう絶景だ。霧と湯煙が渾然一体となっている。そこかしこと風情があってよい。
ここは有名どころなので、お客さんが非常に多い。若い連中は少ないから、スキー開きになるまでは湯治の静かな人たちばかりなのだろう・・・と思いきや下品でやかましいお客も居る。震災後半年以上も経過しているし、それなりに景気は良いようだ。
 
運命の3月11日以来、永遠に失われたと思っていた福島の温泉も健在である。本当に恐ろしいのは、自分の目で見ずに、伝聞のみで判断し、名湯の国への足が遠ざかる事だと痛感した。恐怖は自分の心の中にあるとはよく言ったもの。
なお、ここの日帰り温泉は午後3時頃までなので、ご注意されたし。野地につくまでにも、道中ステキな温泉がありますからね・・・。
(2011.12)
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温泉さんから久々の投稿です。
めっきり連絡が減ったと思ったら福島県に行っていたんですね・・・
正直行くのは怖いですね・・・だって将来子供ができない体になったりガンになったらいやじゃないですか・・・
しかしそんな恐怖を振り切ってレビューをくれた温泉さんに感謝です!
 
皆様の投稿もお待ちしております!
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