栃木県・那須温泉

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※付近の千体地蔵の恐ろしさはまた格別・・・でも別に死者を畏れ弔っているというワケではないそうな。

那須温泉 鹿の湯 酸性・含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 源泉68.4度

 栃木県は那須高原、ここは古より有名な温泉郷である。この度、41度から48度まで温度ごとの浴槽を備えた鹿の湯を訪れた。有名な場所なので、一度は訪ねてみたかったのだ・・・。

まず湯について。これはもう、最高ランクの湯といって間違いはない。乳白色に濁った硫黄の湯はかけ流しにされていて、実に贅沢だ。湯船から溢れる湯はところによっては大変熱いので、湯桶で汲んで冷ましながら浴びた。それでも濃厚な硫黄香が体を包んでくれる・・・ポカポカする。酸性の湯だから、僕の水虫にも効果を発揮するだろう。

さて、ここの温泉のメインは、順繰り温度の湯船である。
41度、これはは余裕だろう。
42度、まあ、問題は無い。
43度、長くは入っていられなくなる。
44度、このあたりから、普通の人は入っていない。湯船の周辺に、熟練者かジモッティがたむろしだす。
46度、素人が入ろうとすると、妖怪のようなじじいがよせよせ、と挑発していた。だがこの温度は熱すぎる・・・水で埋めることなど、出来はしない。
48度、最高ランクだが、恐るべしジモッティは、全身を真っ赤にしながら数分もの間浸かっている・・・信じられない光景だ。僕も入ってみたが、一秒と持たなかった。熱!

温泉周りは荒涼とした景色の山があり、火山ガスが充満する危険地帯もある。その中で、ここは見事に観光地を繁栄させていた。放射能の雨が降ろうと、何度でも訪れたいと思える、ステキな場所だ・・・
(2010.07)

温泉さんが送ってきた写真は恐怖以外のなにものでもないんですが・・・ここは狐の妖怪が岩になって毒ガスを発するという伝説があったと思います。その狐の毒にあたった人を弔っているん・・・じゃあないそうです。
それにしても、栃木県に行くのも少々気がかりなこの時代。
このブログを見てくれている人がこの温泉に気軽に行くことが出来る日が来ることを祈ってます。

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