日本、精鋭化へ

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※画像と本文は関係ないです。また無断使用ですし。


この記事によると、不況のせいで授業料を滞納する高校生が増えているんだという。
確かに不況のせいかもしれない。
だがバブル崩壊後の日本社会は同であったか。
たとえ借金を重ねても、こどもを塾へ通わせたものだ。
こどもに習い事を継続させたものだ。
その代わりに、パチンコ、競馬、酒、女遊び、男遊びを我慢するという想像を絶する苦難の道を歩んだ。結果、腐敗堕落した教育システムは温存された。

今の親達は、上の世代が払った犠牲と、収穫絶無を知っている。
それだけの犠牲を親達が払ったにもかかわらず、こどもたちの無気力は相変わらずで、秋葉原で殺戮の舞を・・・うっ・・・涙が・・・
親達もそろそろ気づき始めたのだ。自分が我慢と忍耐と克己の果てに教育に全てをささげても、教育とは上手くいかないものなのだと。それならばこっちはこっちで上手くやるさ。どうせこどもは詐欺師なんだ。我々が損をすることはない。身銭を切るのは学校でいいさ。
こんな親の姿を見て、子供は育つわけだ。これほど良い社会悪の見本はない。もはやこの国の民はこどもを育てる事も満足にできなくなった。これは金や時間や愛が足りないからではない。ただただモラルが足りないためにこうなったのだ。そしてモラルを生み出すものを、未だに人は見つけられないで居る。宗教はモラルを維持する役目しかなく、生み出す事はできない。

所詮、モラルとは恐れ敬うことに尽きる。
先生を敬い勉強し、親を敬い孝行し、先祖を敬い恥を避け、神々を敬い社会奉仕をする。
いまや先生はなめられ権力を失い、親はバカにされ早く死んでくれと願われ、先祖など忘れ去られ、神々は人間社会に背を向けた。
やってくるのは社会の破綻である。それは暗黒時代の幕開けだ。

前向きな意味でなければ・・・モラルを生み出すものは一つ断言できる。
哀悼である。
親が死んだ、ペットが死んだ、サイフを落とした、子供が死んだ、生理があがった、インポになった、エイズが発症したなど、この世のあはれを思えば良いのだ。
例えば911の直後、アメリカ人はそれまでの堕落振りなぞなんのその、モラリストに一変した。
体に気味の悪い腫瘍をボコボコ発症させて死んだNS風俗嬢のブログにモラリストぶった書き込みが相次いだのは、連中がモラルを思い出したからである。

ただの死では効果がない。
哀悼を心に思い起こす死・・・
ボケ老人どもの棺桶を閉めるだけではいかん。
だがこれからの日本で重い死とはなにか?
然り、国家の死だ。
そしてそれは他殺ではなく、自殺に等しい病死なのである。

私はそんな風に死にたくはないものだ。
子孫に何かを残して、安心して満足して、のんびりと眠りに尽きたい。
死を前にのんびりと眠れるかって?
こども達が後をしっかりと引き継いでくれると確信できていればきっとね。

教育費を払わない親の是非はともかく、この連中に穏やかな死が訪れる事は無いだろう。
自業自得さ!

憂国の情に満ちたポエムでした。
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