可能性


声無き声に耳を傾けるという事だが、
こういうことを大多数の人が見るメールマガジンで宣言して、
国民の支持を得る事ができると、首相は本気で思っているのだろうか。

声無き声の主とは、恐らく立場も弱く、力も乏しい、虐げられた社会的弱者のことだろうが
現代では、彼らが声を発する場は整っている。
部落民にしても、在日朝鮮人にしても。

だが声を上げても届かない人も居る。
代表的なのは拉致被害者だろう。彼らがどれだけ声を張り上げても、その声は現政権には決して届くことはない。

また重税に悩む一般のリーマンどもは時間がないためか、気力を使い果たしているためか、声を発しないが、
彼らにこそ声無き声を上げていると見なす資格がありそうだ。
しかしこの哀れな羊の声は、不自由なく育った現首相には理解できない。

結局、現首相は貴族の子でしかない。
それも、日本が生き抜くために最大の問題ではない環境という宗教に凝っている。
そして今のところ、政治的な成果は0である。
残念ながら、火中の栗を拾わなかった福田氏の政治生命もここで終るだろう。


ちなみに、この家は児玉党福田氏の流れを汲むという。
自分の考えをもって歴史を動かしてきた一族ではない。
が、火中の栗を拾い、歴史の流れに関わった氏族に仕えていた家柄だ。
現在の福田氏は、祖先の英邁さにまるで及ばない。


彼らが群馬の山奥へ去るのが早まれば早まるほど、今の日本の不幸は短くなるだろう。
といって、そのあとに幸福が待っているとは限らないが。

という投稿ありますた