流し聞き

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中国と朝鮮半島の二国が日本を非難するのは、
近代以降密接になった極東の政治舞台で、彼らが覇権を握ったためしがないからである。
だから、日本ばかりに一方的に勝たせてしまったと、不満を持っているのだ。

ヨーロッパを見ると、各国が一度は何らかの覇権を手にしている。
まずスペインは戦争によりイタリア、南アメリカを、相続によりドイツを統治していた時期がある。
ポルトガルはスペインに競って植民地を建設していった。
オランダはそのスペインを破り独立し、北海から大西洋、インド洋を通って世界を席巻した。
イギリスはそのオランダを撃破し、世界の海の女王となった。
デンマークは厳寒の海に海上帝国を、
スウェーデンはロシアにやられるまで北方にちょっとした帝国を築いた。
フランスはナポレオンによる大征服があるし、近代革命の原産国である。
オーストリアも相続によって中欧に君臨し、数々の武勲を得ている。
あのイタリアだってかつてはローマ帝国の本国として世界に君臨していたのだ。
栄光より苦しみが多く今なおそれが続くおそロシアは別として
この顔ぶれである。

中国は漢以後ぱっとしないが、唐によって文明の一つの完成形をしめし、
モンゴル人の下で世界征服に従事した実績がある。
しかし近世に入ってからはやられっぱなしで、国民党が日本を破ったあとも経綸が軌道にのらず
自国民ばかりか、しばしばチベット人ウイグル人などの少数民族を拷問虐待して憂さを晴らしている状況である。

そして朝鮮半島の二国ときたら栄光とは有史以来無縁である。
新羅高句麗も強国であったが、最後には必ず西の中国か北の遊牧民か東の蛮族にやられてしまう。
小中華という名称も、自衛の手段であったのだろうと思えるが、この名称がよき結果を招いた事は一度もないのだ。

それなのに海によって蛮族から隔絶されていた東の蛮族の国はゆっくりと着々と
内乱をこなし、遣唐使を送り、内乱をこなし、明と取引し、内乱をこなし、明と戦争し、ひきこもり、
世界からひきこもるなとクレームを受け、一時的にアジアを征服してしまった。
この大日本帝国を打ち破ったのは、いままさに世界を征服しつつあるアメリカである。
ヨーロッパ人はともかく、特定アジアといわれる国々の愛国者達が嫉妬に身を焦すのは無理もない。

そしてこうした非難は、相手の実績に自分が劣っているという劣等感から来るという。
それなら日本人はあんまり気にする事もない。

ただ、この劣等感も、その内に軽蔑に変わる。その時はついに日本が特定アジアの二国に膝を屈する時だ。
今の現状ではその日も遠くないだろう。
他国が日本についてあーだこーだいおうと気にせず聞き流す余裕が、今の日本にあればいいなとおもいました。



という投稿が小学生の方からありました。
ありがとうございました!!