紫煙

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哀愁漂う、スモーカー達の姿



役人の試算というのは自分達の予算獲得のために都合よく行われるのが常であるから、
おそらくこの予測は外れるだろう。
外れる予測をだすという事に関しては、お役所の右にでるものはいない。

つまりそれだけ重要で不透明な事がらを彼らは扱っているということなのだが、
ヒマな学者の計算もあてにならないものだ。
とはいえ、今回はこちらのほうが信憑性が置ける。

まず、1000円になれば、未成年が手を出せるものではなくなる。
誰もが沈黙しているが、小学生や中学生や高校生が消費していた分が期待できなくなる。
この沈黙の数字をあえて外している役所も可哀相なものだが、
大人の階段を外される彼ら未成年の方がもっと可愛そうだ。
これで自殺が増えたりしなければよいのだが。

刺激がなくなれば代替のそれ、またはより強い刺激を求めるしかない。
タバコの流通が止まり、未成年の間に性病が増えるかもしれないが、
これはこれでまあ病院が潤ってよいのだろう。

しかしあの手この手で抜け道は開拓されるだろうが、
安価で美味いタバコを手に入れるために地下社会と触れ合う機会を得る人々もいるだろう。
売春、賭博、覚せい剤・・・それにタバコ。
ああ、情けないと極道も自嘲することは疑いなしである。

かつて筒井康隆が『最後の喫煙者』という愉快な小説を書いていたが、
彼が描いた悲喜劇を越える真の悲劇が日本にもたらされてしまうだろう。

人間、あまりに息苦しいと狂ってしまうものだ。
ピューリタン的に愚かな安倍とこれまたピューリタン的に退屈な福田の時代が続いている。
政治の景色は、社会の明暗に影響を与えざるを得ない。
次もピューリタン的な人物が社会を主導する事になったら現世から脱走を図る連中が数多出るだろうな。

こんな時代ではタバコと酒とオナニーに耽りつつ、首をすくめて冷質な時が過ぎ行くのを待つしかない。
ああ聖さやかちゃんのおっぱいおおきいなあ・・・ングング

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著作権や肖像権を侵害していないか、確認しきれなかったからです。
ダメならダメって言ってね。

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