ダメ


岐阜県関刃物産業連合会がこういう決定を下した。
生産者が作らんというのだから、それはそういう決定なのだろう。
心無い持ち主が、武器と社会の絆を危ぶむ使い方をしたためにおこった、これは自主規制だ。
作り続ければ非難を受けるしかないのだし。

ダガーの規制の正否を問うよりも自主規制に踏み切らざるを得ない現代社会を考えると面白い。
一度でもこのような事が起これば、場所を得ず規制される。

そういえば毒ガス自殺事件が相次いだ時も必要となる洗剤が売店から消えていた。
今も陳列されていないかもしれない。

事件が起こってはたまらんし、社会から糾弾されてはたまらん、ということなのだ。

不祥事が起これば容赦の無い指弾が待っている。
そしてそれに続く規制、規制、規制・・・

時代は確実に寛容さを失いつつあるが、これは人間の反映でもある。
非情な時代に合わせて身の振り方をかんがえなきゃならん。
いやだいやだ。

この上は、肉斬り庖丁やハンマー、ペンチ、カマといった代物で
似たような事件が起こらないよう祈るだけである。

~そんな投稿があったわけです。