拝啓、皆さま。

突然ですが、以下、無知蒙昧なる一掲示板からの引用です。


「人の心はお金で買える」とホリエモンは言っている。社員にお
金を払う経営者の発言としてみれば、これは素晴らしい発言であ
る。結果を出した社員に対してそれ相応のお金を払うと宣言して
いる、とみれるからである。

普通の企業は、人の心は、お金で買う、のではない。不安や恐怖
を煽り立てることにより支配する。無能なお前を雇う会社は他に
はない。会社を辞めて無職になったら誰からも相手にしてもらえ
なくなる。そう言って、社員に今の会社に居続けるしかないと思
い込ませ、膨大な量の仕事を強要する。成果主義という名のもと
で残業という概念すら消して、氏ぬまで働かせる。

どの会社も、新卒以外は必要ない、と足並みを揃えるのは、会社
を辞めたら人生終了だ、それが嫌なら働け、と社員を脅し、氏ぬ
までこき使うために必要だからである。

独裁国家と同じだ。奴等は民衆にお金は払わない。逆らったら頃
すと脅して従わせるだけだ。

ホリエモンは労働の対価としてそれ相応のお金を払うと宣言して
いる、とみれば、これは素晴らしい発言なのである。
                            』

目が覚める思いで、この文章を読みました。
まるで新聞社の入社試験の筆記問題のようですが、なかなか
説得力があります。この通りに考えますと、我々のリーマン社会、
これはかつてのキリスト教社会と同じではありませんか。
あの世の福音的恐怖で縛る教えが、現世の経済的恐怖で縛る教え。
これではたまったものではありません。

しかし、野心のある人間はそんな恐怖など感じず、己の夢を実現するべく
着々と歩を進めているのです。
やっぱり某掲示板の住民はアホですわ。白痴ですわ。あきまへんなあ。

まあ、ブツクサ言わずに犬のように生きろ!ってこってしょう。
いずれ犬から人間様に昇格できる、かもしれない。
困難な実力主義年功序列の道を極めようではありませんか。
これは確かに困難な道ですが、困難でなければ男の生き方ではありません。

JMPIF通信 読者のカミソリメールより。