大分県・湯布院温泉

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振り返ればそこは・・・温泉地獄。


湯布院温泉 塚原温泉 酸性-含硫黄・鉄・アルミニウム-カルシウム-硫酸塩泉 源泉60度

 別府から湯布院に向かって進む県道沿いの山道を車で登っていくと、その温泉は見えてくる。PH1.4という強酸性の温泉だ。秋田・玉川、宮城・蔵王の他このような温泉が湯布院にあると聞いてはるばるやってきたのである。

山の天気は変化に富んでおり、由布岳の麓(だと思うが)で塚原温泉に近づくや雪が降ってきた。その時はどうもこのあたりだけ降っていたようで非常に不気味なものを感じだ。
ガタガタな地面をした駐車場に車を止めるや、高い山の上だけはあってとたんに強風に襲われる。だが温泉の香りもするではないか。僕は心を躍らせて身を屈め、風を押し押し浴場に向かう。入館料をとるオバチャンは強風に吹き飛ばされそうなボロ屋でコタツに入っていた。こんな天気の日に来るとはバカじゃないのか、と思われたかもしれない。ともかく湯に入ろう。12月の九州は結構寒い・・。
中は木造、先客が三名ほどいた。身を清めてから浸かる。。。きたきた。玉川や蔵王で感じたあのチクチクヒリヒリ感が襲ってきた。

僕は皮膚が弱いので非常に酸性の湯がシみるのだが、それでも気持ちが良い・・・。こんな山の果てで、病を溶かす名湯に浸かる、至福の一時だ。おっと湯船の中で体を擦らないようにしなければ・・・。湯の色は淡い黄緑色で、当然飲むと酸味が強い。歯が酸でやられるかもしれないから、飲みすぎないほうがよいだろう。
あー気持ちよかったっ!九州に引っ越そうかなあ・・・。
(2010.12)

いつもありがとうございます、温泉さん。
塚原温泉は別府の奥の湯布院のさらに上にあるようですが、
まあよくこんなところまで足を運んだものです。
塚原温泉のHPには源泉を販売しているみたいですが、今度お土産くださいね・・・。

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