奥州の風


突風で体が浮くとは、伊勢湾台風以来の快挙である。
ともかくテレビでも見たこの事件、突風で飛ばされて事故ったらしいが、この事件の特筆すべきは、
その最悪の不運さである。
施設管理の連中は、この子が終わったら中止、と待ち構えていたという。彼らの言葉を信じるなら。そのとたん、今回の事件であります。なんというお約束、お約束過ぎてわらっちゃうよ、はは。

よく分からないけどこの吹き飛ばされた子供の怪我の賠償を公園の人間はしなくちゃいけないんだろう。公園なんて儲かりそうもないから、どっから出すんでしょう。

こうして、権力の強い王様たち、この子供たちや親のために企業はどんどん疲弊していくのです。
そして企業が疲弊すれば、そこで働く市民も疲弊し、市民の帰る家も疲弊する。
家庭が疲弊すれば国家が疲弊し麻痺していくのも時間の問題でありましょう。
いや、もうその兆候がみえている!

道路橋でのドミノ倒し事件、のどに割り箸事件、そして今回の突風事件
どうみても不用意な市民のツケを、社会が負わされている気がする。それも過剰に!ああ!
これで健全な社会が運営されるだろうか。
否!否否否否否否否否否否否!!イッイィィィィーーーーーーーーッッ!!!

この不幸な連鎖を止める為には、教育をもっとスパルタ式に厳しくし、子供をアクション映画の主人公なみに鍛え上げ、いついかなるときでも自然と互角に戦えるような人生哲学を植えつけねばなるまい。これにはそれこそスパルタ式の愛国心が必要だ!なんなら韓国式の愛国心でもよろしかろうよ。
いまの軟弱で女々しい社会の風潮ではそれは難しかろうが、
社会が落ちるところまで落ちれば、そこから再び蛮性が産声をあげるものだ。

我々は待っている。雄雄しい時代に相応しい、天下を揺るがす勝ち鬨をこそ!
イッイィィィィーーーーーーーーッッ!!!

だが私は信じる。
こういう遊具施設での突風!
これは登校中に台風が直撃するドキドキハートに似ている。
私の息子も持っているこのハート。私だって未だに持っているこのハート!
イッイィィィィーーーーーーーーッッ!!!
今回は最悪についていなかった怪我した子供だが、
怪我をする瞬間まで官能にも似た高揚感に包まれていたと私は強く信ずる。

それこそが子供の真の姿である。
そしてそれこそが最も幸福な時代とよばれる少年時代の絶対多数決のあり方である。
台風に胸を熱くし、地震に心ときめかせ、噴火に地球の偉大さを感じる時を!!
どうやらみな、どこぞへ忘れてしまったかのようだ・・・。
今は全てがむなしい・・。

早く大人になるのは良いことだとさかしげに言う人がいるが、本当にそうだろうか?

ひじょーに熱い投稿をイッイィィィィーーーーーーーーッッ!!!
投稿はイッイィィィィーーーーーーーーッッ!!!
topper0214@yahoo.co.jp
ともかく奥州の辛い風ということで、北畠親房を思い出しましたよ。