流刑

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■佐藤県議自殺:関係者に衝撃広がる 「生き恥さらせない」言葉残し /長野・・・変態毎日
伊那のような山奥では恥を抱いて生きていくことはできないだろう。
村長も「青天のへきれき」と言っているが、結果には満足しているに違いない。

汚職がわかった。ルール違反だ。騒ぎが大きくなれば、暴かれる必要のないものまで白日に晒される。
そんな事が、この深き山奥で必要だろうか。
日が射す場所では悪事はしない。日陰で合の手を交わす。それが伊那の流儀。
県議はそれを破ってしまった。村の掟は守られねばならぬ。
守れなかった者には、けじめをつけてもらう。
汚損を天竜川に流してしまえば、記憶も薄れるのだ。

だが罪人とて死ねば許される。
死ねばみな、彼は清廉潔白だったと言えるのだ。
なぜなら事実は彼らしか知らない。他の者は伊那の事など知る由もない。
彼は立派な人だった。彼は傑物だった。
「惜しい人をなくした。」
県議にとっては、家と息子達を守る唯一の手段であったと言えるだろう。

これが厳しい信州の森羅万象である。
ここにも古来よりの日本の伝統が息づいている。

伊那に栄えあれ。


という投稿いただきました。