対話


対話とは時間稼ぎのことである。
直接的な衝突や、武器を持った対話にならぬよう、対話を行う。
時には札束や武器、諸所の権利をちらつかせながら。

世界日報の社説はおいておいて・・・
中国に対して、チベット人チベット擁護派はいかなるカードを持っているのか。
取引材料が無ければ、対話など成り立たない。

チベット人が騒動の鎮静化を口にするダライラマへの進行と信頼を失えば、
それこそチベットは解放され、いかなる戦いに対しても解き放たれるだろう。
そうなると、チベット人の多くの血が流される事になるが、
中国がチベット紛争の泥沼に足をとられれば、喜ぶ国は一つや二つではあるまい。

逆にチベットが消滅しても悲しむ国や人はそれほど多くは無いだろう。
それよりも中国に対する恐れと憂慮を深めるだけになる。
この点からも、本格的な内戦になれば、中国は積極的に弾圧に乗り出せるだろうか。

恐らく中国はチベットとのあらゆる対話を拒否する。
チベット側に取引できるモノが無いことも在る。
中国からしたら弾圧するしかないんだから。

かつてオランダがスペインを破ったような、またインドネシアがオランダを破ったような独立戦争
世界の辺境で起これば、インド、ロシアも出てくるだろう。ウイグル族も火の手を揚げるかもしれない。

これはウケますよ。