福岡県・遠賀川温泉

イメージ 1
筑豊の地に真っ赤な温泉!
 
遠賀川温泉
 
含鉄・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
無色(湧出時)微金気臭
源泉17.6度
 
福岡より西に30キロ位進むと遠賀川沿いの農道に見つかる。そのHPからも経営者の一徹な精神が伝わるが、中の施設はそれほど口やかましいものではなかろう。
湯について。傷口にピリピリくる、塩辛い、真っ赤な鉄泉である。
内湯に一つ、外湯に一つ湯船があるが、それぞれ特徴は異なる。内湯は熱い真っ赤に色が変色した湯で、これは加温の際の変化なのだという。湯船の縁は真っ赤に変色しており、名湯の証だ。
一方、外湯は、それほど加温されていない、薄黄色の湯だ。よほど源泉に近いのだろう。夏は温くてとても心地が良い。
熱い内湯、ぬるい外湯に交互に入るのが健康にはよさそうだ。
福岡県には名だたる温泉の歴史は無いから、この施設は近代に入ってからのもの。当然、自噴ではなく動力温泉だ。
・・・
温泉の将来は、明るい、と僕は思う。掘削の技術がまだ人類の知らぬ地中の宝を掘り出してくれる。並み居る文人墨家たちも現代人を心よりうらやむだろう。
(2013.5)


久々の温泉さん。
日本で指折りの北斗ワールド・筑豊よりのレビューでした!
 
それでは皆様の投稿もお待ちしております!
topper0214@yahoo.co.jp