福岡県・二日市温泉
※大都会・福岡!
夏と言えば、人生で一番輝く思い出が作れる季節。梅雨があければ思い出作りに心を失う日々が始まり、大都会・博多では幾重もの男と女のドラマが展開されるに違いない。が、僕は恋ではなく、湯によって思い出を作ろう。この世に楽土を開くのだ。
太宰府天満宮をひとしきり楽しんだ後、西鉄二日市で降りる。中規模の住宅・商業の複合的地区になっているため、一見温泉郷には見えない。が、町のあちらこちらに温泉の文字がかかっている。これは不思議な心地がする。
僕が入った博多湯は看板に源泉かけ流しを謳っているだけあって、入り口に立つと同時に温泉臭を感じることができる。建物は比較的新しい木造。期待大である。
で、湯について。
まことにもって最高である。うっすらと茶かかっているように見える湯だが、恐らくは無色透明に近い。湯がザバザバとオーバーフローしているため、湯船や壁が茶黒く変色しているための目の錯覚か。源泉の温度も、体に負担がかからない程度のため、実に気持ちが良い。極楽である。
清潔を保つため湧出口には触れないように、という張り紙があるが、口に近い湯は、鉄のニオイに混じってやや硫黄に近い強い温泉臭がする・・・味は鉄泉そのものでも。
博多の都会の中でこのような名湯に出会えるとは、思っても見なかった。九州はどの県にも優れた温泉が眠っているのだ。いやはや、九州人がうらやましすぎる・・・。
(2012.6)
(2012.6)
※なんだかこっそり撮影みたいな画像でいやだなあ。
温泉さんそればっか!
でも投稿ありがとよ!
そして今回、ヤフーブログでおべんきょになったこと!
「盗」と「撮」で作られる二次熟語を文中に入れるとエラーになる・・・この健全さ、あなたは感動しませんか?